先日、お世話になっているオーナー様が
ヨーロッパへの転勤の可能性が出てきて
W124 500Eの売却を考えて居られると・・・
しかし、有名処の中古車屋さんで
査定をしてもらうと
50万円にも 満たない査定額
何処を見ているのだろうか?
足廻りから、ミッションまで
そこにかけた費用は
500万円を超えている。
裏を返せば
中古車 どれ程いい加減なモノか・・・
足廻りがグダグダでも
パット見が良ければ
それだけで高額となり
走行距離が短ければ
ぶっ飛んだ値段となる。
正直なところ
私の感覚ではありえない値段が付いて
売買されている車両も多い。
W126も底値を打って
ドンドン値段が上がっているが
そこまでの価値のある状態、コンディションなのか?
既に最終型でも
4半世紀が過ぎた車両
しかし、その大半がまともな整備を受けていない。
既に、本来の乗り味を取り戻すべく
ショックアブソーバーを 新品手配する術すらない。
本来のパワーも出ていないクルマが大半で
そのパワーを引き出すことすら出来ない(しないのかも?)
クルマが高額で取引される。
280SEから 560SELまで
統合された品番のショックアブソーバーを使って
本来の味が出るか?
私は、無理だと思う。
中古車における真実
これは何処に在るのだろうか?
機械
どんなに古くても
きちんと整備されていれば
本来の性能が出せるはず。
1960年台後半のメルセデスならば
極普通に、街中を走り
高速道路でも、遅れを撮る事無く走れるはずだと
私は思うのです。
もしも、それが出来ないとすれば
何処かに不具合が潜んでいる。
それに目をつぶり
高額なクルマを所有して
走らせず
ただ所有している事に
どうゆう価値を持てばよいのか?
中古車の価格
これは私の中で大きな疑問と課題です。