このＷ１２３

オーナー様からは　２８０ＴＥとうかがっていたのですが

コーションプレートを見ると

２８０ＴＥではなく

３００ＴＤＴ

エンジン積み替えられている！！

それを承知の上で

その場で、判断調整できる部部だけ

手を掛けました。

ここで、ハッキリとお伝えすべき事として

ディーゼルから

ガソリンエンジンに積み替えられたクルマ

素人が安易に手を出しては

駄目なクルマです！！

積み替えるにおいて

同年式の２台を並べて

配線、配管を見比べながら

再構築していかねばならない。

エンジンの積み替えを行うショップ

そこまで丁寧な仕事をしていると思えますか？

WDB123093　これは３００ＴＤＴに割り振れたナンバー

その後ろの　１　は左ハンドル

その後ろの　２　は製造工場を示しています。

アクセルリンケージ

グラグラです。。。

積み替えを行う時

こんな安いパーツすら交換していない。

アクセルの戻りが悪いと思ったら

スプリングが効いていない。。。

スロットルリンケージはユルで

アクセルペダルを踏んでも

スロットルは、直ぐに反応せず

グダグダのセッティング

バキューム配管は

跡形も無く

削除されたまま・・・

先にご紹介したＷ１４０　３５０ＤＴ　とは違い

悪意が感じられる。

悪意無き、見落とし

これは人間だから仕方ない。

悪意無き、改善策

これも、オーナ様からの　その場の対処を求められた結果だったかもしれません。

しかし、今回の車両は

現オーナー様には　申し訳ないが

簡単には、元の姿には戻せません。

クルマの基本的な

走る、曲がる、止まる

この「走る」の部分の基本が

エンジン積み替えにより

放置されてしまった車両です。

大都市部でディーゼル規制が適用されて

走れなくなり

商売を続ける為に

ディーゼルに乗せかえられたＷ１２３も多く在ります。

余程の覚悟と、それに伴う出費をわきまえた上で

それに対応出来るショップを探して

ご購入くださいませ。