どんなにキレイなクルマでも
気持ち良く走れないと意味がないと
私は考えます。
ブローバイガスはエアークリーナーに繋がれ
吸気ラインに戻されます。
当然ですが、吸気ラインにオイル等が付着して
それが長年に渡り、積もり積もって
吸気を阻害します。
それを取り除くべく
洗浄を行います。
エンジンがシッカリと温まった状態で行います。
RMC-3E
これは必須アイテムです。
洗浄とともに重要な事として
アクセルリンケージ&ミッションリンケージの調整
この調整が如何に大切か・・・
写真の上部から下部に繋がる部分がアクセルリンケージ
この調整を怠ると
アクセルペダルを踏んでも
遊びが多すぎて
スロットルとの連携に遊びが生じます。
場合によっては、フルスロットルにならないクルマも見受けられます。
それとともに、
写真中央から右側に繋がるミッションリンケージ
変速タイミングのずれたクルマも多い。
この変速タイミングの調整は
調整しては、走らせて
調整したら走らせる。
時間の無駄ではないかと思うほど
ドンピシャを求めると
時間が掛かります。
これらを行った上で
点火タイミングを調整して
空燃比を見ながら
アイドリングの回転数を調整します。
これらの面倒な作業(時間が掛かり過ぎる!)は
通常の整備士は、全て端折る作業です。
車検に合格すれば問題無しですから・・・