W123 本来の足は
現在のクルマよりも ストロークがあり
しなやかで
乗り心地の良いものです。
しかし、現在存在する多くのW123は
その乗り味が失われているかと思われます。
そしてこれまでご紹介した様に
ブッシュ
使われているブッシュ類は
4輪のハブの位置を
正確に決めて
ハンドル操作
走行中の外力にも
その位置を
維持してくれます。
W123が、設計・製造された時代に
既に
走る 曲がる 止まる
と言う基本的な動作に関しては
ほぼ頂点を極めていたのではないでしょうか?
これまでご紹介してきた
フロントの足回り以外にも
リアの足回り
ブレーキ
エンジン
ミッシション
燃料ポンプ関連
排気系の劣化
などやるべき事は
まだまだ多くありますが
その全てを
工場出荷時の性能に近づけるだけで
その乗り心地は
格段に改善できるはずです。
しかし、何故それが行われていないのか?
それは
全て 対して価値のないコンディションのクルマを
利益が優先で
行うべき事を
行われないまま
販売され
ユーザーは、言われるままの価値観を持たされる。
からではないでしょうか?
真実を見る目
真実を感じる感性
凄く大切な時代だと
私は思います。
最近
ファミレスに家族で行くと
原価の高騰の煽りを受けてか
値段だけは上がるが
その味は???
なんて事が多い。
私は、「二度と来ないぞ!」
と心の中で決めます。
しかし、そんなチェーン店は
繁盛して人が並ぶ。。。
※心の中で決めても
決めた事を忘れる痴呆の進みつつあるオヤジですが・・・
本当の味は
本当を 味わった経験のある人にしか解らないはずです。
私が手に入れたW123
230Eと言う
4気筒の非力なモデルです。
しかし、
現在のクルマに引けを取らない走りを見せてくれるクルマに
仕上げました。
そして、現在私は
W124 230E 何の因果か
M102に乗っていますが
まだやるべき問題点は多く残っています。
そんなクルマで
先日、息子(中学生)の同級生を
朝早い時間
駅まで送ったのですが
その後
息子は、同級生から
「家のクルマよりも静か・・・」
「古いけど、全然走るんだ!」
息子にとっては
この80年代、90年代は
当たり前のクルマですが
同級生からすると
キレイだけど
古~~~いクルマなのでしょうね。
常識とは、時として誤った先入観で
常識と思って事がます。
時として、先入観が邪魔をして
その判断が非常識な事もあります。
見た目や 評判だけではなく
本当の価値観が試されている時代ではないでしょうか?
=============
今週末
11/13(日) 第25回 幸手クラシックカーフェスティバル
行われます!!
=============
現在 PCの不具合により
メールも確認できない状態です。
ご了解の程 お願い申し上げます。