クルマの汚れ具合と
お役様の御要望があれば
パーツを取り外しての作業も行えます。
私のW123の場合
レンズ、モール、ドアノブ、ドアミラー
そして、バンパーも
取り外しました。
フチの水垢を出来るだけ残したくなから・・・
この500SEも
レンズ類と、ドアノブ、ドアミラーを取り外して
ドアノブ
取り外すと
結構、砂だらけだったりします。
これも洗って、磨いて組み付け
外したパーツは
それぞれ磨きます。
ヘッドライトは、レフ板も
磨いたら
パッキンを交換して組み上げる。
モール類を取り外した時
クリップ類は新品を手配して
交換します。
クリップを打ち込んで
モール類を取り付けます。
SLの様なクルマですと
ハードトップを取り外すか否かは
オーナー様のリクエスト次第です。
外したら
養生して
ハードトップに隠れている部分を研いて
幌の格納庫もお掃除して
エンブレム類も
新品が手に入る場合
新品に交換しますが
両面テープを使用しているクルマの場合
エンブレムレスをお勧めします。
だって、エンブレムがクルマを汚しますでしょ!!
こうして研けば
隙の無い 仕上がりを求められる。
普通に綺麗では満足できない。 (^^)
似て非なる仕上がりをご要望の場合は
それをシッカリとお伝え下さい。
オーナー様からご要望を叶えるのが
ディテイラーの仕事だと弁えております。
私の無い知恵を絞って
出来る限りの仕上がりを求めます。
ただし、多くの場合
中古車として
手に入れられたクルマです。
過去の出鱈目な作業の修復に関して
時間と費用を要することもありますので
そこをご理解下さいませ。
HAC、初の68歳定年パイロット 2万時間超、13日でラストフライト
私、いつまでディテイラーとして仕事が出来るか?
後継者はいません。
作りません。
だって今後、こんな仕事
極一部しか需要が無い世界になるはず・・・
使い捨ての文化(コンピュータ化された文化)
そのサイクルが、短いか、少し長いかの差で
半世紀を現役として使えるクルマは
今後出てこない来ないことに
ブツブツ文句を言いながら
作業に専念しましょう!