塗装屋さん
色を剥いで、それから色を加えます。
整備屋さんも
不具合の在るパーツを外して
新品パーツに交換します。
みがき屋は
引き算しか出来ません!
現状在る塗装を研き込んで
ダメージの無い層を求める。
このスライディングルーフ
フチの荒れ方は凄まじい。。。
クリア層が荒れています。
このクリア層 厚みは10μm~50μmと言われています。
10μm = 0.01mm
ちなみに
コンビニで貰っていたビニール袋 10μm=0.01mm
ゴミ袋 0.02mm
コピー用紙 0.09mm
1000円札で 0.12mm
です。
私が勝負できる厚み
この500Eだと 50μm位でしょうか (^^/
まず1工程目
余分な切り込みは禁物なので
未だ少し荒れが残る状態で
2工程目に移ります。
こんな感じで
スライディングルーフの周囲も研いて
ルーフのフチ
ルーフの後端も研いて
スライディングルーフの中央は
時間短縮の為
通常ポリッシャーに持ち替えて
スライディングルーフの後端を除いて
研き込んで
後端はチルトアップさせてから
研き込んで行きます。
荒れた塗装表面を
削ると
この様に美しい肌が現れます。
2~4工程まで進めています。
ルーフ表面と
クルマの外側の肩の部分の肌の違い
お判りいただけるかと
ソリッド塗装と違い
メタリック塗装の場合
このクリア層を如何に均一な厚みに仕上げられるか?
そこに仕上がりはかかっています。
判る人だけが、判っていただければ有り難いことです (^^)
このルーフの1工程に
丸々1日を費やす作業となります。