Jaguar

Daimler SuperV8 No,6

昨日までの作業は、ご入庫1日目

ココからが2日目の作業となります。

マスキング完了!!

珍念さん 下手なタッチアップを剥がしています。

これも根気のいる作業です。

ルーフから研きます。

薄めのクリア層を如何にして綺麗に仕上げるか?

キズが多いので

慎重に研いて行きます。

ロクでもないコーティングの上で

コンパウンドが歯が立たず

ただコーティングにキズを付けているだけ・・・

もっと粘りが強くなり

大きなカスが出るはずなのに

まずはここまで

深く切り込むのを避ける為

コンパウンドを細かい目に変えて

研き始めると

コンパウンドがクソコーティングに絡み始めて

本来の色が出始めます。

ほとんど切れないコンパウンドで

更に研き込んで

もう少し・・・

薄くなった古いコーティングが

定着性を失い

崩れ始めました。

ほぼキズも無くなり

発色を取り戻して来ました。

こんな大きなカス

樹脂成分が無いと出てきません。

ルーフの中央付近

まだキズがありますが

これは反対側から

車両の右側から

残り半分を研きます。

バフにもコーティングの樹脂成分が絡んでいますので

先ほどよりも

バフの食い付が良いため

カスも大きくなります。

1&2工程を終えたルーフです。

この古いコーティングの剥離作業を行わなければ

本来の発色は得られない。

そんな事も気にしないコーティング屋が多過ぎる。

追うべきは、工場出荷時の発色と映り込み

利益だけを、追っていると

仕上がりは、別物になってしまう。

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